「21あおもりアワード2023」受賞者が決定しました!

「21あおもりアワード」は、産業支援施策を有効に活用した先進的な取組により、経営課題の改善や地域貢献に寄与した県内事業者を表彰し、青森県の産業振興と活性化を図ることを目的に実施しています。
21あおもり産業総合支援センターでは、この度4者の事業者を「21あおもりアワード2023」受賞者に決定いたしました。
受賞者は、9月12日開催した「青森県DX推進フォーラム×21あおもり産業創造フォーラム」において表彰いたしました。受賞者の皆さま、誠におめでとうございます!
フォーラムの結果はこちらからご確認ください。

「21あおもりアワード2023」受賞者

【創業部門】
カマラードの家(三戸郡五戸町)

(受賞の理由)
五戸町の農業加工女性グループが立ち上げた「カマラードの家」が、高齢化により事業継続をあきらめていた中、令和2年に川岸健(かわぎしけん)代表が創業し、屋号と商品製造を継続する形で事業開始。

経営理念である「食の分野で地域を活気づけたい」という想いのもと、地元の果物や野菜を使った食品加工を行っているほか、自社の新商品開発にも積極的に取り組むとともに、加工場の一部を改装した地域密着型レストランをオープン。雇用と賑わいを創出する、新たなスポットとしても脚光を浴びつつある。

 

 
 
【経営革新部門】
佐藤製菓(弘前市)

(受賞の理由)
コロナ禍で売上が落ち込む中、より利益率の高い工場直売所の開設に関して補助制度を活用するなど、収益構造の改善に取り組む。
また、ライフスタイルの変化という外部環境の変化に対応するため、21あおもり産業総合支援センターが実施するフードビジネス(FB)相談会に参加し、従来の伝統を守りつつ日持ちのするお土産品の商品開発に取り組むとともに、通信販売や観光商業施設への販売販路の拡大に取り組むなど、売上の拡大に繋がっている。

 

 
 
【産学連携部門】
株式会社肉の博明(三戸郡田子町)

(受賞の理由)
21あおもり産業総合支援センターが実施するフードビジネス(FB)相談会に参加し、(地独)青森県産業技術センター農産物加工研究所のアドバイスを受けながら、同研究所の施設・設備も活用し、レシピ設計や試作、分析等を進めた。
家庭での個食やアウトドアでの持ち運びに便利な冷凍・個包装タイプの新ブランド味付け肉シリーズ「ヤキニクストック」等のヒット商品を次々と生み出し、県内はもとより県外取引先も増加して売上の拡大に繋がっている。

 

 
 
【DX部門】
株式会社ケアスマイル青森(青森市)

(受賞の理由)
利用者へのリハビリサービス提供にあたり、より効果的で質の高いサービスを提供するため、平成31年度21あおもり未来チャレンジ助成事業を活用し、弘前大学等の協力を得て、リハビリメニューの提案を自動化する「4MS」システムを開発。
 全スタッフがこのシステムを使用することで、少ない負担かつ一定の質でのサービス提供を通じて自社の生産性が向上したほか、令和3年には国内特許を取得(海外特許出願中)し、システムの他の介護施設への販売を見込むなど、デジタル技術を活用して新たな収益の柱を確立しつつある。

 
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